「農」への取り組み

「農」への取り組み

フラワリッシュでは、奈良県の天理で農作業を行っています。
持続可能型の環境に配慮した農にチャレンジしています。

長年農業を営んでいらっしゃる方から自家採種の大豆を種をいただき、
無農薬で栽培・収穫し、お店で使用するお味噌を手作りしています。
また、無農薬・非化学肥料を目指した米作りも行っております。

完全無農薬・減農薬での稲作

完全無農薬・減農薬での稲作

フラワリッシュでは、天理にある畑での無農薬・無化学肥料による野菜作りと同時に、
日本人の大切な主食である米作りに、完全無農薬(栽培期間中)と減農薬で取り組んでいます。

2021年度は2反から5反に作付けを増やす予定です。

苗はJAから購入していますが(そのため、もみ消毒済みの苗)、田植え以降の栽培期間中は、農薬および除草剤は一切使用していません。

その代わり炭バクチャー※1と米ぬか、自家製のえひめAI※2を使用しています。

炭バクチャーは、水路入り口に置き、オーバーフローした水が水田に入るようにしました。
また、無農薬栽培の水田には全体に撒きました。

炭バクチャーを入れたことで、同じ水路の水でも隣の田に比べ、見た目にも水が澄んでおり、
農薬の影響を受けやすいカブトエビも多く発生し、栽培中の雑草も中央付近に少し生えた程度でした。

収穫した米の食味値※3を測定した結果、それぞれ83点をいただき、大変に美味しいお米を作ることができました。

  • 完全無農薬・減農薬での稲作
  • 完全無農薬・減農薬での稲作
  • 完全無農薬・減農薬での稲作
  • 完全無農薬・減農薬での稲作
  • ※1:炭バクチャー

    土壌の微生物を活性化させ、自然の循環サイクルを促進させることで良質な土壌に改善し、植物の成長を促進させます。

  • ※2:えひめAI

    納豆、ヨーグルト、ドライイースト等を発酵培養した微生物資材で、水質向上、汚泥削減、有機農法にも使用される環境浄化微生物です。

  • ※3:食味値

    お米に含まれる「アミロース」「たんぱく質」「水分」「脂肪酸」の4つの成分量からお米の美味しさを総合的に評価した数値で、
    日本産では65~75点が標準とされ、数値が高いほど美味しいお米とされています。

大豆の無農薬栽培

種から栽培して作る自家製味噌

平成26年から、遺伝子組み換えでない自家採種の種から大豆を栽培し、味噌を作る活動をしています。

6月に種を植え、11月に枝ごと抜き、天日乾燥させ、12月~1月にさやから実を外し、収穫・選別します。
無農薬栽培なので、虫食い対策や日照りや台風など、自然の厳しさも身に沁みますが、
たくさんの仲間と一緒に8ヶ月かけて大切に育てました。

味噌としての仕込みには、国産の自然海塩と有機玄米麹、有機麦麹を合わせて一年以上熟成させます。
完成した自家製味噌は、カフェでのお食事やお弁当に使っています。

日本人のソウルフードであり、日本人の健康を支えてきた大豆は、今ではほとんどを輸入に頼っています。
「身土不二」の原則の通り、再び国産の大豆がもっと作られていってほしいと願っています。

  • 大豆の無農薬栽培
  • 大豆の無農薬栽培
  • 大豆の無農薬栽培
  • 大豆の無農薬栽培

ページの先頭に戻る