お知らせ

もうすぐ節分ですね

通常酢飯は、お酢の酸味を食べやすくするためにたくさんお砂糖を使い、高野豆腐や椎茸も甘~く炊いて、桜でんぶも甘~く、味付けされていますよね。昔は普通に食べていましたが、今はたまに市販のお寿司を頂くと、甘過ぎて、よくこんな甘い味を食べていたな~と思います。甘みというのは中毒になりますから、徐々に味覚が狂って分からなくなるのですよね。甘くないと美味しくない、となって、売れなくなるのでしょうか。

今回は、酢は使わず、梅酢とゆずの搾り汁で酢飯にしました。水分を控え、ゆっくり土鍋で炊いた玄米ごはんに梅酢を振り入れて、半切りで合わせます。やっぱり半切りで作らないと、お米がべちゃべちゃになって美味しくないですよね。

酸処理していない海苔に、きんぴらごぼう、椎茸の戻し汁で炊いた高野豆腐(昔ながらの固いものを使います)、人参の蒸し煮、三つ葉、椎茸をきっちり巻きます。自然の甘みが何て美味しいのでしょう♡

写真右は、ピーラーで切ったごぼうや人参、白菜、玉ねぎ、松山あげのスープです。スープを口にした瞬間「甘い!」と皆さん驚いておられました。調理法で甘みを引き出すことができるんですよね☻

写真右上は玄米甘酒です。皆さんも時々ご自宅で召し上がっているのですが、ちょっとしたコツでよりおいしくなるので、「ナニコレ~いつもと違う!え~?普通に炊いただけ?」とまたまたびっくりして頂けました。

お野菜や穀物が持つ自然の甘さが、心と体を養うのだということを実感できる教室になりました。

旧暦では、2月4日の立春から、新年(つまり今年の壬寅の年)が始まります。私が勉強している四柱推命学では、立春の日は障りの無い日とされていて、新しいことを始めるには(年運や方位など気にしなくても良い)都合の良い日です。一年に一度のチャンスですので、ぜひ活用されてはいかがでしょうか。


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